SAPコンサルタントが独立する場合、より多くの報酬が受け取れる可能性が高くなると言われています。実際にSAPコンサルタントとして独立した場合、どれくらいの報酬が見込めるのが気になるところです。
フリーランスのSAPコンサルタントは、企業と直接コンサルタント契約を結ぶことになり、それぞれの企業から報酬が支払われます。契約を締結する企業規模や経営力により報酬は前後しますが、フリーランス向けの案件をチェックしてみると、1件あたりの契約単価は50万円からスタート。仮に1件と1年間コンサルタント契約を結んだ場合、年俸は単純に計算しても600万円になります。
月額報酬はスキルも左右します。スキルが高ければ高いほど、企業から信頼を得られるようになり、その分だけ報酬も上乗せされる傾向があります。SAPコンサルタントとしてある程度のスキルがあるフリーランスの場合、月額100万円の報酬が支払われるケースもあります。この場合年俸は1200万円となるため、フリーランスになることのメリットが大きくなることがわかります。
月額100万円の報酬が得られるのであれば、フリーランスになるのはかなり魅力に感じるかもしれませんが、そのために必要な経験として、すでに企業でのコンサルタント経験があり、企業経営や企画に関わった経験があるといった点も重視されることから、必ずしも全てのSAPコンサルタント資格保持者に当てはまるわけではありません。それでも信頼を得てクライアントを増やしていけば、年俸1500万円以上を目指すこともできる仕事です。